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活動報告

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京都府JICAボランティア応援団主催「帰国者交流会」

3月27日(月)下京区にある京都青果センター7階京果ホールで、京都府JICAボランティア応援団主催「帰国者交流会」が開催されました。今回は、はじめて世界各国から関西で学んでいるJICA長期研修員の方々も参加し、応援団、帰国隊員の皆さん、JICA長期研修員の三者が交流を深めました。

京都JICAボランティア応援団 平井会長 挨拶

日本もコロナがだいぶ落ち着いてきて、日常生活を取り戻しております。京都は国際的な観光都市ですが、世界中から多くの観光客を迎えることができてきました。JICAの活動もほぼ正常に近い状態で再開し、多くの出発する隊員を見送る機会も得られることができるようになりました。
コロナ禍では、帰国された隊員の皆様の貴重な経験を多くの方々に知っていただき、交流するチャンスが止まっておりましたので、ここに交流会を再開することができることを大変嬉しく思っております。
皆さんが、世界中の方々と大変貴重な活動のもと経験を積んでこられたものを我々の共有財産として頂戴できることが、今後の皆さんの日本での社会活動の新たなきっかけとなるよう、更なる交流を促進していきたいと思っております。
そして、今回は、その経験を多くの京都(関西)に来られている世界中のJICA長期研修員の皆様にご一緒に聞いていただけることに大変喜びを感じております。
自分の国の文化を愛し、自分の国の生活を愛することが人の国を理解し、尊敬することにつながると信じております。
今日の機会に京都のまちを大好きになっていただければと思っております。

ご来賓挨拶  京都府健康福祉部 長谷川部長

新型コロナ感染症が流行して以来、海外のボランティア活動が思ったようにできず、一時帰国を余儀なくされた隊員や派遣を断念された隊員の方々がいらっしゃったと聞いております。しかし、平井会長をはじめJICAボランティの皆様の後押しもあり、今年度については京都から14名の方が派遣されました。帰国後には貴重な経験や知識を活かして、地域の発展にご尽力いただけると幸いです。
本日は帰国隊員の方の貴重な報告を聞けることを楽しみにしております。京都府の大学生や中高生が国際交流に興味を持ってもらえるよう、京都府としても本日の帰国者交流会の取り組みを今後も大切にしたいと考えております。

ご挨拶  JICA関西センター 木村所長

2019年3月以来の開催で、さらに規模を拡大しての対面での開催をいただき本当に嬉しく思っております。
今日の交流会の意義は2つあると思っております。1つ目は相互理解をより深めるということです。もう1つは縁繋ぎだと思っています。今日はこの場に20名のJICA長期研修生がおりまして、自国の中堅リーダーなんです。大半は行政機関に属しておりまして、帰国して数年経つと局長とか次官、あるいは大臣になられる方もいらっしゃるんです。ビジネス界のリーダーになる方もいらっしゃいます。
帰国隊員の方は日本で活動されているグローバル人材で、多様性の価値を理解されていると思います。異国の地で異質なものを受け入れながら、自分の価値を発揮するという体験をされてきた方です。
京都の中核をなす応援団の方々、JICA長期研修員、帰国隊員、この3者が合わさるというのは、すごく大きな化学反応をおこすだろうと、今日の交流会を楽しみにしてまいりました。
お互いの理解が深まって、他の国と日本、他の国と京都の縁がつながっていけば非常に嬉しく思います。

 

帰国隊員による自己紹介スピーチ

総勢12名による自己紹介スピーチが行われました。

帰国隊員2名による活動報告

帰国隊員2名が、派遣された国と地域での自身の活動について、画像を紹介しながら報告しました。

2019年度2次隊 ベリーズ 森川真秀さん


2017年度1次隊 ソロモン諸島 田中美那さん

JICA長期研修員による活動報告

龍谷大学・経済学研究科 ザンビア出身 ヴェロニカさん Ms.CHILESHE Veronica

立食懇親会

お茶会体験