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活動報告

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京都セット活用報告 宮越望

エチオピアで理科教育隊員として活動しております、2018年度3次隊の宮越望といいます。およそ一年前にお贈りくださった京都セットを任国での活動に使わせて頂いております。今回は雀休様の“京こま”の活用事例について紹介いたします。

私の配属先はエチオピアの首都アディスアベバにある小学校です。全校生徒は約1700人で1年生から8年生までの生徒が日々勉強に励んでいます。ここで私は実験やグループワークを取り入れた理科授業の実施に取り組んでいます。日本とは異なる教材や設備を使って、生徒が理科に興味を持つためにはどうすれば良いのか、毎日試行錯誤しながら活動しております。

活動の一環として、お昼休みに理科室を開放し、生徒の疑問に答えるサイエンスクラブを実施しています。毎日1年生から8年生のいろんな疑問を持った生徒が理科室に遊びにきます。この中で4年生の生徒がペットボトルのキャップと使えなくなったボールペンの芯で作った手作りの独楽を見せにきてくれました。シンプルなデザインの独楽ですが、キャップの大きさや色を変えて自分専用の独楽をつくっているのだそうです。子供の創造力に感心すると同時に私も一緒に遊びたいなと思い、次の日、京都セットの“京こま”を学校へ持っていってみました。

“京こま”の均整の取れた形や色遣いは、生徒の手作りの独楽とはまた違った魅力を持っています。特に自作の独楽を持っている生徒たちは、京こまの美しさに感動してくれたようで、自作の独楽にも京こまと同じような輪っかの模様を描きこんでいました。
私自身も小学生の頃に、友達と独楽で遊んでいたことがあり、その美しい模様やたたずまいに魅了されていた一人です。このような異国のエチオピアで、京都での子供の頃の記憶を思い出せたことが何より嬉しく、そして活動の励みになりました。

現在は、この“京こま”の紹介をきっかけに日本や京都に興味を持ってくれる生徒も増えてきています。

この度は京都セットを頂戴しましてありがとうございました。また機会があれば他の物の活用事例についても報告いたします。