こんにちは。2018年度1次隊、ウガンダ共和国に体育で派遣中の中川陽平といいます。
最初に、任国であるウガンダ共和国は東アフリカに位置しており、人口は約3903万人、面積は約24.1万㎢で日本の本州と同じくらいの大きさの国です。周りはケニア、タンザニア、ルワンダ、コンゴ、南スーダンの５つの国に囲まれています。国内にはナイル川が流れており、数多くの湖や緑、国立公園もあり自然も豊かなことからかつては「アフリカ真珠」と呼ばれていました。
水源も十分なことから農業も盛んで、お米や野菜などの日本でも馴染みのあるものから、独自の野菜も栽培しています。
次に、派遣先では中高一貫校を中心に近隣の小学校にも出向いて体育授業や部活動を行っています。さらには、日本文化のシェアと現地人の収入向上のために日本食の屋台を開いています。体育科目は数年前から国として必修科目とされましたが、実際には行われてこなかったということが現状です。
今回は「京都セット」の中でも“京こま”を使った活動を紹介します。
現在雨天時の体育の授業は教室にて日本文化の紹介をしています。最初は“ひらがなを使って自分の名前を書いてみよう”から始まりウガンダで放送されている日本のテレビ番組の話をしました。第３回目からは、日本の伝統的な遊びとして京こまを紹介し、生徒に日本について知る機会を設けました。
その後、数人の生徒が興味を示したため引き続き、定期的に日本文化を紹介する場を設けています。
写真はこまを回して遊んでいる生徒です。
生徒の反応としましては、ただ回すだけでなく実際にこまを作ってみたいと言っていたり、日本に行って実際に色々見てみたいから勉強を頑張ると言ったりしているため、“京こま”を通してさらに日本への興味が湧いたのではないかと思います。
応援団の皆様へ
今回は私たち青年海外協力隊派遣隊員に素敵な京都セットを用意して下さり有難うございました。日本を代表する町である京都の代表として世界に出てきたからには、素敵なセットを利用して、任期終了まで日本また、京都のすばらしさを伝えながら任期を全うしたいと思います。本当に有難うございました。